マッシュアップの将来像について
※以前別の場所で書いた文章を備忘的に書き記しておきます。
【投稿年月日】2007-10-03 【ジャンル】独り言
最近マッシュアップにどっぷりつかっているのですが、将来像についてちょっと考えてみました。現在は主に企業がマッシュアップの元となる各種APIを提供していますが、今後、自治体などの公的機関がAPIを提供するようになると、さらに面白いものが生まれそうですし、世の中もよくなるような気がします。
自治体は各種統計データなどの膨大なデータベースを蓄積していますが、現状を見る限り、有効に活用されているとは思えません。
役人が情報を独占して「白書」という形で公表するだけでなく、外部に向けてデータをAPIとして提供すれば、おそらく優れたサービスが続々と創出されると思います。これは、現在提供されている各種マッシュアップ・サービスの充実度から考えると、ほぼ確実のように思えます。
以下、参考となりそうなページです。
大竹文雄のブログ: 「ウィキノミクス」と改正統計法
ohtake.cocolog-nifty.com/ohtake/2007/08/post_78...
自治体がAPIを提供するようになると(できれば法制化してほしい)、企業に比べるとサービスが突然ストップする可能性が低いように思われるので、開発者に安心感を与えることにもつながります。
自治体がAPIを提供する可能性は低いかもしれませんが、仮に実現したら、情報を共有できる仕組みができる上に、大きな話題になる可能性が高いので、世間・自治体・開発者にとってメリットが大きいと思います。
現段階でも多少の手間をかければ、自治体のサイトから半自動的にデータを取得することも可能なのですが、いかんせん無駄が多すぎます。自治体がAPIを提供するようになったら、そういった無駄もなくなるし、公益にもかなうかと思われます。
ただ、役人達は、独占している情報を共有化すると、自分達の存在意義が薄れてしまうので、抵抗するような気がしますけど。
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