Windows開発環境のクラウド移行を検討中

※以前別の場所で書いた文章を備忘的に書き記しておきます。

【投稿年月日】2013-08-29 【ジャンル】独り言

 現在職場ではWindows7のノートPC×2台で業務を行なっている。VPN接続(PPTP)を利用して自宅や外出先でも遠隔操作できるようにしているのだが、様々な問題が生じており困った状況にある。
 ルーター等は24時間365日動き続けているので、一定の確率で不調になるのは仕方ない。外部のDDNSサービスもSLA(サービスレベルアグリーメント)が設定されていないので、不具合が生じたとしても受け入れるしかない。
 最近携帯端末を変更した際、ドコモのSPモードがPPTPに対応していないことに気付いた。調べるとmopera UならばPPTPに対応しているのでVPNで遠隔操作できるのだが、今度はテザリングができなくなる。両方契約するしかないのか、と考えたが、それ以前にルーター等に不具合が生じた場合、職場PCに繋ぐことさえできなくなる。
 幸いなことに今まで致命的な支障をきたしたことはないが、この先何が起こるか分からないので、別の方策を検討することにした。

 結論を言えば、業務環境のクラウドへの移行だ。職場や自宅、外出先からアクセスできる形態にすれば諸問題が一気に解決する(はず)。
 全ての業務をクラウドへ移行する必要はない。移行するのは、弊社が提供するWebサイトに関する開発業務だけである。その中には、Windowsでしか動かないアプリを使った半自動スクリプトが複数含まれるので、必然的に対象はWindowsサーバに絞られる。

 という訳で、クラウド上でWindowsに対応するサービスについて調べたところ、WindowsVPSの値段が手頃で、使い勝手も良さそうなことが分かった。LinuxVPSにWindowsを適用することも可能なようだが、自分のスキルでは無理っぽい。
 調査結果については下記ページでコンテンツとして公開した。

格安WinVPS比較一覧
ma-bank.net/word/119/

 どのサービスにしようかな、と考えたはじめたが、ここで重要なことに思い当たる。クラウドへ移行するのは業務環境なので、安定性やセキュリティについて考慮しなければならない。となると、企業の導入事例が多く、SLA(サービスレベルアグリーメント)を導入しているサービスが安心だ。
 月10,000円未満のWindowsVPSでSLAを導入しているのは、調べた限りではGMOクラウドVPSしかなかった。データセンターは日本にあるし、無料お試し期間があるし、サービスの評判も悪くないようだし、12ヶ月契約ならば月4,960円から利用できる。

 取り合えず試してみようと思っていたとき、下記ページを発見する。

Amazon EC2 で Windows サーバーを構築
awoni.net/hosting/amazon-ec2

 Amazon EC2については知っていたが、仕組みや計算方法がややこしいので敬遠していた。上記ページによると、稼働時間に応じて課金される仕組みなので、使い方によってはあまりコストはかからない。自分の使い方の場合、常時立ち上げておく必要はなく、毎日3~6時間の稼働で足りると思われるので、もしかしたらAmazon EC2が最適かもしれない。当然のようにSLAを導入しているし、企業の導入事例も豊富である。
 しかも現在キャンペーンをやっている。1年間の無料利用枠と合わせて、いろいろ試してみることにする。

AWSクラウド キャンペーン
aws.amazon.com/jp/campaign/201308/

AWS クラウド 無料利用枠(1年間)
aws.amazon.com/jp/free/

 以下、Amazon EC2に関するメモ。管理画面が英語なのがネックの1つだが、Cloudworksというサービスを使えば日本語の管理画面を使えるみたい。

Amazon EC2
aws.amazon.com/jp/ec2/
Windows(東京)スモール
Amazon EC2 へのデータ転送受信(イン)
Amazon EC2 からインターネットへのデータ転送送信(アウト)

Cloudworks
cloudworks.jp/

開発環境をAmazonEC2に移した結果、僕のVimはもうしゃべらない
blog.serverworks.co.jp/tech/2013/03/25/cloudwor...
Amazon VPC
aws.amazon.com/jp/vpc/
 

EDIUNET | PHP/MySQL | 独り言 | 提供サービス | JavaScript