android(IS01)でJavaScriptプログラミング1

※以前別の場所で書いた文章を備忘的に書き記しておきます。

【投稿年月日】2010-11-13 【ジャンル】JavaScript

 最近androidを操作する機会が増えた。もともとHT03Aを保有していたところ、費用負担がほとんどかからないIS01を入手したためだ。
 特にこのIS01は面白い。何が面白いかと言うとキーボードがついていること。今もIS01から入力しているが、とにかく文字入力が苦にならない。

 そんなこんなでいろいろ試しているうちに、SL4A(android-scripting)の存在を知る。

Scripting Layer for Android (SL4A)
code.google.com/p/android-scripting/

 androidはJavaベースの言語なので、PHPやJavaScriptなどのスクリプト系の言語しか扱ったことのない私には敷居が高い。試しにandroidのsdkをダウンロードしたはいいが、実行環境のeclipseのあまりの重さにあえなく撃沈した経緯がある。エディタでちまちまやるのが好きなこともあり、便利だとは思うがあのようなフレームワークは苦手だし。。

 そこに現れたのがSL4Aである。なんと、androidで、pythonやruby、Perl、PHPなどのプログラムが動かせる!
 喜び勇んでSL4AのサイトのバーコードからIS01にインストールした。手順に従い、PHPを追加でインストール。そしてサンプルを走らせてみたところ、なぜか動かない。おかしいと思いつつネット検索をしてみると、androidの端末によってはpythonやruby、Perl、PHPが使えないという事実が判明。IS01も制限を受ける機種なのでした。とほほ。
 さらに調べるとrhinoという言語ならば、どのandroid端末でも動くこと、しかもこの言語はサーバー型のJavaScriptということが判明した。
 これならいけるかもしれないと言うことで、SL4A+rhinoでのandroidプログラミングを開始することにした。

 デバッグモードでパソコンに繋げると、開発がしやすくなることを知り、シャープのサイトからドライバーをダウンロードしてパソコンにインストール。デバッグツールは絶対にeclipseを使いたくなかったのでいろいろ調べると、軽量なものがandroidのsdkに含まれていることが分かった。
 場所はsdkのフォルダの /tools/ddms.bat
 このツールはデバックだけでなく、さらにファイル管理もできる。と言うことなので、パソコンとIS01を繋げているときは、パソコン側でrhinoファイルを修正保存した上でワンクリックでIS01に送り、デバッグをするというパターンが出来上がった。
 このデバッグツールについては下記ページなどを参考にした。
www.javadrive.jp/android/debug/

 ちなみに初めて作成したプログラムらしいものは以下の通り。
load("/sdcard/com.googlecode.rhinoforandroid/extras/rhino/android.js");
var droid = new Android();
var result = droid.getRunningPackages();
for(var i=0; i<result.length; i++) {
 print((i+1) + ". " + result[i] + " / ver." + droid.getPackageVersion(result[i]));
}
quit();
 現在動いているアプリのリストを取得するプログラムです。
 rhinoとJavaScriptは似ていると言っても違う部分はもちろんありますが、そこら辺りは次回以降にでも。

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